リニア新幹線を考える相模原連絡会

私たちは、リニア新幹線計画に反対しています!!私たち「リニア新幹線を考える相模原連絡会(略称:リニア相模原連絡会)は、リニア中央新幹線に関連する疑問、問題点を明らかにし、市民とともにそ の在り方を考えて行こうと2012年3月31日に結成しました。 沿線住民ネットワークとも連携しています。

リニア関東車両基地 ・工事説明会(造成工事)(2024.11.15、11.16 於:鳥屋地域センター)

今回は、造成工事の工事説明会。清水建設が工事し、工期は2027年9月まで、本格工事は来年1月から。平地40ha、造成範囲60ha、用地範囲は100haにもなる。用地取得は約9割で、森林の保安林解除も終了していないようだ。また工事ヤードとなる旧鳥屋小体育館周辺に至る道路がないため、道路建設から始めることになる。他の工事車両通行ルートも整備が必要。関交差点からの県道513号(東ルート)と、鳥屋地域センター近くの県道64号(南ルート)は相模原市が道路拡幅工事を行う(説明会はこれから)。

谷戸地域では、10軒の方が、谷戸橋近くに移転されるが、他の方は他地域に移転された(る)ようだ。この地域は盛土されてしまうが、地域を貫く県道64号には盛土の中に、長さ300mのトンネルができる。

車両基地には4本の沢が流れており、すべて盛土の中に直線に近い形で凾渠(かんきょ)がつくられる。凾渠の長さは、山ノ神沢約150m、谷戸沢約390m、宮の沢約510m、大沢入沢約490m。(例として山ノ神沢)

◆盛土内から排水することで、雨水がのり面を流れて濁水となり災害を起こすことを防ぐ。魚の骨のように地下に排水管を張りめぐらせ、勾配をつけて、たて排水管に流す。将来にわたり管理できるのか不安がある。

◆造成工事縦断図

◆工事車両数(最大時)と通行ルート

◆造成工事・完成イメージ、最大幅は、切土の部分を含み500m!

            10/5鳥屋地域住民対象の説明会で使用したものと同じ、今回の資料では13ページ↑